AIreプロジェクトがサポートしている新トークン「ARCS」が取引所「KuCoin」に上場【IFA×KuCoin対談】

2019.12.03 [火]

AIreプロジェクトがサポートしている新トークン「ARCS」が取引所「KuCoin」に上場【IFA×KuCoin対談】

AIreプロジェクトがサポートしている新トークン「ARCS」(ティッカーシンボル「ARX」)が、取引所「KuCoin」に上場する。KuCoinは今まで実施したすべてのIEOを成功させた実績がある。
今回は、KuCoin のジョニー氏とIFAの水倉氏が対談。なぜKuCoinで上場するのか、なぜ上場できたのか、そしてこれから双方がどんな取り組みをするのかを語った。

なぜKuCoinで上場するのか

水倉IFAさまざまな取引所の中からKuCoinを選んだ理由は以下の5つです。

  1. 評判
  2. グローバル展開
  3. Oneチーム(チーム力:開発も自分達で行う)
  4. テクノロジー
  5. デューデリ

AIreプロジェクトがサポートしている新トークン「ARCS」が取引所「KuCoin」に上場【IFA×KuCoin対談】

1つめは評判で、参考にしたのは通貨市場のランキングチャート「Coingecko」の評価です。10点満点の取引所はわずか7つしかなく、日本の取引所のBitFlyerやBitBankは9点。KuCoinは10点満点と、総合的な社会的評価が非常に高い取引所です。

2つめはグローバル展開のしやすさ。KuCoinは急成長しており、設立2年で既に500万人ユーザーを超えました。さらにユーザーが世界中にバランスよく分布しています。IFAの長期的ビジョンは次世代型銀行プラットフォーム「AIre」を世界に広めることですから、グローバル展開のしやすさは非常に重要なんです。

3つめはチーム力。KuCoinのオフィスには6つの「バリュー」があらゆるところに掲示され、会社のビジョンを社員一人ひとりに根付かせようとする取り組みがとても印象的でした。社員デスクにはKuCoinのマスコットがあり、会社への愛が伝わってきましたね。主要メンバーは小学校からの友人で、会社の根幹が強い絆で支えられています。こうした点から強固なチームワークを感じました。

4つめはテクノロジーです。KuCoinはテクノロジーを最も重視していて、技術畑出身の社員が多く、高い安全性が期待できます。

5つめはデューデリ(投資対象の価値・リスク調査)。KuCoinはIEOの実績が7件あり、すべて成功しています。成功の最大要因は、デューデリが厳しくマーケティングが巧みだから。我々の目的はリスティングではなく、プロダクトを立ち上げて社会に根付かせ、コインの安定的な評価につなげることなので、我々の長期ビジョンとKuCoinのビジョンは合致していると感じました。これら5つの理由がKuCoinを選んだ理由です。

IFAが上場できた理由とは

ジョニーKuCoin技術力が高いKuCoinから見ても、IFAのAIreプロジェクトはとても優れています。AIreプロジェクトは人の価値を可視化・トークン化して、自分の情報を自分に取り戻し、 主体的に自分の情報を管理する社会を目指すもの。高い技術力や情報安全性に支えられており、IFAはブロックチェーン業界の中堅企業だと言えるでしょう。この技術を活用して収集したデータを有益に使えば十分な利益を生み出せると考え、上場を決定しました。

上場するプロジェクトの選定は投資と似ています。素晴らしい夢と高い技術力を持ち、チームワークもよいプロジェクトがKuCoinの選定対象です。AIreプロジェクトはその選定基準を満たしています。

AIreプロジェクトがサポートしている新トークン「ARCS」が取引所「KuCoin」に上場【IFA×KuCoin対談】

水倉:上場が終わった後も、KuCoinとIFAは長期的な取り組みを行う予定です。KuCoinは日本のライセンスを取って日本でビジネス展開したいそうなのですが、日本は閉鎖的で法律が厳しく、スムーズに展開するには人脈やコネクションが必要。そこをIFAがサポートをしていきます。

ジョニー:IFAとは3つの取り組みを行いたいと考えています。1つめはテクノロジーで、パブリックチェーンには必ずその国の文化やニーズを取り入れ、状況に合わせて運用していくなどです。2つめはビジネス。コミュニティー、教育、投資、フィナンス、エコシステムなど幅広く手掛けたいです。3つめは、さきほど水倉さんが言ったとおり、日本でのビジネス展開のサポート。いつか日本企業と提携するなら、IFAが第一候補ですね。

日本の暗号資産・ブロックチェーン業界をリードする企業へ

水倉:来年の4月にはプロダクトをローンチして社会に実装させ、より多くのユーザーが満足するプラットフォームを育てていきたいです。日本はいまだに仮想通貨へのネガティブイメージがあります。もともと日本は暗号資産先進国で、2年前、世界に先駆けて仮想通貨交換業のライセンスを発行していました。国内取引所でハッキングなどの問題が起きてから、ネガティブムードが蔓延してしまったんです。

AIreプロジェクトがサポートしている新トークン「ARCS」が取引所「KuCoin」に上場【IFA×KuCoin対談】

一方世界では、暗号資産系のスタートアップ企業が数多く生まれています。暗号資産市場が値下がり傾向にあるにもかかわらず、です。日本が出遅れてしまったことは非常に残念ですが、IFAは日本の仮想通貨系のスタートアップ企業として早めに世界進出し、モデルケースを作りたいと考えています。

海外の投資家のみなさんには、AIreプロジェクトを投資の対象として積極的に検討していただきたいです。日本の仮想通貨市場は厳しい環境ではありますが、世界を見据えて地道に頑張っているので、日本の方にも応援していただけますと幸いです。AIreプロジェクトで人の価値を可視化するプラットフォームが誕生すれば、個人の価値を正当に評価できるようになります。

ジョニー:前衛的なテクノロジーが取り入れられたAIreプロジェクトは、規則の厳しい日本で群を抜いた存在。高い将来性がありますから、大いに注目してください。

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ライター/秋カヲリ 編集/YOSCA

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