デジタルアセットで話題のビットコインとは?

2019.06.07 [金]

デジタルアセットで話題のビットコインとは?

ビットコインとは

ビットコインとは仮想通貨の一種です。お金と同様に単位があり、「BTC」(ビーティーシー)と表記されます。

円やドルと違って手にとれるもの・目に見えるものではありません。なので、その名の通り仮想の通貨です。

仮想通貨は、デジタルアセット(使用権のあるネット上のアイテム)の一つでもあります。

ビットコインは中本哲史氏がインターネット上に公開した論文から実現されました。

論文を発表してからわずか3ヶ月で公開され、すぐに取引も行われています。そしてその1年後には現実社会の中で最初の決算が行われました。

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※注 現在は「仮想通貨」を「暗号資産」に呼称変更されておりますが、本記事では一般に定着・浸透している名称の仮想通貨で記載しております。
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ビットコインのメリットとは

ビットコインは国家や企業が関与していないので3つのメリットが存在します。

1.個人間で直接送金できる
・一般的な通貨で送金をする場合、銀行などの仲介が必須です。その点、ビットコインでは個人間が直接支払うことができるのが、大きなメリットだと言えるでしょう。
2.手数料が無料か格安である
・仲介する組織が存在しないので、基本的に手数料を払う必要がありません。
3.監視や制限が存在しないこと
・ビットコインでの決算は銀行を経由した決算ではないので手間がかかる手続きや制限が存在しません。

 

ビットコインでできること

ビットコインでできることは、基本的には通常の通貨と同じです。ビットコインを用いれば、商品やサービスの対価として、個人・企業を問わずに支払いができます。

円やドルとは違うのは、支払いはデジタル上で行う必要があるという点です。

インターネットを介して送金することができるため、遠く離れている人にでも近くにいる人でも、短時間でビットコインを送金し合うことができます。

 

ビットコインの課題とは

ビットコインは、通常の通貨と同じく双方が通貨を受け付けている必要があります。

外国で円が使えないことと同じことです。未発展の仮想通貨において、大きな課題の一つと言えるでしょう。

 

デジタルアセットとしてのビットコインのこれから

デジタルアセットの一つであるビットコインには多くの可能性があります。

しかしながら、2019年4月現在も急な価値の暴落が今でも起こっています。これまでに50パーセント以上一気に暴落した例も2度もあり、不安定な状態が続いています。

1BTCがかなり高く、価格の予想が難しいのがビットコインです。

伸びしろがある分、長期的に投資できる人は将来を見越して始めるのも良いですが、短期的に儲けを出そうとしてしまうと足元をすくわれるかもしれません。

「ご利用は計画的に」という通り、見切り発車ではなく思考錯誤したのちに、長期的な見通しをもって始めてみるのが良さそうです。

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