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EOSの特徴と将来性に高まる期待
EOSは2017年に「EOSプロジェクト」のための資金調達を目的として作られた仮想通貨です。トランザクションの処理の速さや、取引の無料でできるなどの革新的な特徴を備えている反面、実用性の面やトークンが設定されていない点など、課題もある仮想通貨です。
今回は他の仮想通貨と比較して、革新的な側面をもつEOSについて取り上げ、その将来性について解説をしていきます。
処理速度が桁違い!?時価総額からも期待が伺える!!
EOSの一番の特徴は何といってもトランザクションの圧倒的な速さにあります。トランザクションとはデータベース内で情報を処理する速度のことです。
EOSのトランザクションの速さは1秒で数百万件ともいわれており、ビットコインが1秒で5件~7件、イーアサムが15件といわれていることからも、桁が違うのが分かるでしょう。
また、EOSは取引の手数料も無料になっています。そのため、利用料の面でも敷居が低く新規ユーザーの獲得が容易だとみられています。
実際に2017年10月時点ではEOSの家格は100円程度だったのに対し、2018年7月時点では880円と約8.8倍の成長をみせています。時価総額5位という状況は、EOS自身の機能とそれに伴う期待の表れでもあるのです。
2018年6月からは、無事にテストネットでの稼働を終えて、メインネットへ移行しているため、今後はEOSのブロックチェーンを利用した仮想通貨が誕生し、より発展していくことが予想されます。
その評価は最高レベル?各専門機関の評価を紹介!
先に述べた通り、EOSはトランザクションの速さ、手数料の無料化を行い、将来を嘱望された仮想通貨です。その期待の大きさは時価総額だけではなく、実際に各専門機関の評価にも表れています。
例えばワイスレーティングがEOSにランク「B」をつけています。ワイスレーティングのランク「B」については、他の全仮想通貨でランク「A」はありません。よって、ランク「B」というのは仮想通貨中最高を意味しているということです。
その他にも電子情報産業発展研究院(CCID)もEOSについて、「基本的な技術、アプリケーション、革新性」の3点を評価し、2019年2月の評価で1位に格付けをしています。
ブロックチェーンのプラットフォームとしての期待が高い!
EOSの技術は、イーアサムやビットコインを超えると考えられています。メインネット移行後は、多くの仮想通貨にその技術が応用されていくことでしょう。
今後、より一層の発展が見込まれている技術であるため、今後の将来性はとても高く、多くのアプリケーションやプロジェクトに利用されることが想定されているのです。