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スタートしたばかりの「Huobi Prime」が大人気
大手仮想通貨取引所「Huobi(フオビ)」は、新しいIEOのためのプラットフォーム「Huobi Prime」を2019年3月より開始しました。
HuobiのIEOは「DPO(ダイレクト・プレミアム・オファリング)」と名付けられた独自の方式を採用しています。
この記事では、Huobi Primeの詳細や利用方法などを紹介していきましょう。
HuobiのIEO「Huobi Prime」とは
取引所Huobiでも新しくIEO(プロジェクトのトークンを取引所が代わりに販売する方式)サービスがスタートしました。「Huobi Prime」は、先にトークンを上場させた上で、3回のラウンドに分けて販売する「DPO」という方式を採用しています。
Huobi Primeに参加するには、過去30日間のHT(Huobi独自のトークン)保有量が平均500HTであることを最低条件です。そして平均保有量が多いほど、IEOに参加できる額が大きくなります。
ちなみに、30日間の平均保有量500HTの条件は、最終日に15,000HTを保有すればクリアすることが可能です。
「Huobi Prime」の販売タイミングは3回
Huobi Primeでのトークン販売タイミングは3回に分けられていて、5分間の販売時間のあと5分間の休憩が入ります。1回目の販売ではトークンの総量のうちの20%、2回目では30%が購入できます。
この2回のタイミングでトークンを購入できる参加者は先着順です。
最後の3ラウンド目は、購入権利者の全てがトークンを購入できます。ここで残りの50%が販売され、取引所指定の計算式によって求められる購入量上限に達していないことが条件です。
Huobi Primeでは成行注文かつHT建ての購入方法のみ、そして購入できるトークンの価格はラウンドによって違い、1回目から3回目まで段階的に高くなるように設定されています。
気軽にIEOに参加可能な「Prime Lite」
また、2019年5月から「Prime Lite」というIEOの新方式が加わっています。Huobi Primeよりもトークンの上場までのスケジュールを短く設定しているほか、ユーザーへの販売割当もより柔軟な設定となっているのが特徴です。
Huobi PrimeのようにHTの平均保有量によって購入権利が得られるのではなく、個人購入上限を100HT+保有量に基づく追加分としているので、より気軽に参加できるのではないでしょうか。
2019年5月時点で日本在住者は「Huobi Prime」に参加不可
現段階では日本在住者は「Huobi Grobal」を利用することはできないので、Huobi Primeにも参加することはできません。
Huobiは2019年1月に日本の取引所ビットトレードを買収し「Huobi Japan」を開設しています。近い将来に、Huobi Primeにも参加できるようになることを期待しましょう。