OKexの新デリバティブ「パーペチュアルスワップ」のメリットとは?

2019.08.13 [火]

OKexの新デリバティブ「パーペチュアルスワップ」のメリットとは?

OKExの仮想通貨FXサービス「パーペチュアルスワップ」

中国三大取引所の「OKEx(オーケーイーエックス)」は、2018年12月に「パーペチュアルスワップ」のサービスを開始しました。

パーペチュアルスワップは先物取引と似たデリバティブで、「仮想通貨FX」とも言われています。OKExのパーペチュアルスワップの詳細や、メリットなどを紹介しましょう。

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※注 現在は「仮想通貨」を「暗号資産」に呼称変更されておりますが、本記事では一般に定着・浸透している名称の仮想通貨で記載しております。
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「OKEx」はデリバティブ商品が豊富

OKExは、世界でもトップクラスの仮想通貨取引所です。特に先物取引やレバレッジ取引などのデリバティブ(金融派生商品)に定評があります。

日本の「bitbank.Trade」を窓口にしてOKExのデリバティブを契約することが可能なので、日本から利用しやすい海外取引所のひとつといえるでしょう。

 

OKExの新しいデリバティブ「パーペチュアルスワップ」とは

OKExの新サービス「パーペチュアルスワップ」は先物取引とよく似た商品ですが、決済期限に大きな違いがあります。

先物取引の場合は、契約時に決済期日と、その日にいくらで買うのかを決定します。一方、「仮想通貨FX」でもあるパーペチュアルスワップの場合は決済期日がなく、自由なタイミングで決済を行うことができるのです。

そのかわり、パーペチュアルスワップでは日ごとに買うか買わないかを決めることとなり、決済を持ち越すときにはファンディングコストを支払うことになっています。

ファンディングコストが現物取引の手数料と比較すると小額で済むことも、メリットとなるでしょう。

OKExの「パーペチュアルスワップ」はレバレッジ100倍まで可能!

このパーペチュアルスワップでは、100倍までのレバレッジをかけることも可能です。レバレッジとは、契約時に担保として支払う「証拠金」に対して、その何倍の額を取引できるかという倍率のことをいいます。

OKExではレバレッジ取引も扱いがあります。レバレッジ取引はハイリスク・ハイリターンなのが特徴で、原資の何倍もの額を扱えるかわりに、損が何倍にも膨れ上がる可能性があり、初心者向けではありません。

パーペチュアルスワップは、現物取引の身軽さと、決済を先延ばしできる先物取引の「いいとこ取り」のようなデリバティブです。

通常のレバレッジ取引に比べ、大きな損を抱えるリスクを減らすこともできるでしょう。先んじてパーペチュアルスワップのサービスを開始した取引所「BitMEX」でも、人気商品となっています。

 

OKExで人気のパーペチュアルスワップにチャレンジしてみよう!

2019年5月の段階では、OKExのパーペチュアルスワップはビットコイン取引のみが対象です。

強気相場と弱気相場の両方に対応できるパーペチュアルスワップは、新しいデリバティブとしてこれからも人気が高まっていくことが期待できます。取扱通貨が増えることにも期待しましょう。

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