Huobiとは?
仮想通貨に関心がある方であれば「Huobi」の名前を見かけたことがあるのではないでしょうか。今回は日本版Huobiについてもあわせて紹介しますので、是非参考にしてみてください。
海外三大取引所のうちのひとつ
Huobi(フオビ)は2013年に李林(リ・リォン)氏によって中国で設立された仮想通貨の取引所です。元々は中国スタートしているのですが、現在は仮想通貨の規制を理由に拠点を香港に移動させています。
海外取引所の中でも人気の高いHuobiは一時期世界取引高第2位にもなるほど。その人気の理由はなんといっても取引通貨の種類が多いことで、現在では100種類以上の通貨を取り扱っています。
中には取引通貨の種類が200を超える取引所は存在しますが、セキュリティーの高さやアプリなどの開発による利便性の高さを保っているのがHuobiの魅力ともいえるでしょう。
日本在住者はHuobiを利用できない
かつては日本のSBIグループと提携をしていたHuobiですが2018年12月に日本居住者向けのサービスを停止しました。
これまでHuobiを利用していた人はどうなるかというと、2019年1月にスタートした「Huobi Japan」に移行することになります。しかしHuobi Japanでは「Huobiトークン」が使えないことや、取引通貨の種類が少ないということがHuobiを使っていた人にとってはデメリットともいわれています。
しかしHuobiJapanは取引手数料が無料というメリットもあり、Maker手数料やTaker手数料ともに無料なので、国内で取引回数が多いトレーダーからは高い評価を得ているそうです。
独自のトークンを発行
Huobiは「Huobi Token」と呼ばれるオリジナルのトークンを発行しています。トレーダー達の中では「HT」と略されることも多いです。このHuobi Tokenの時価が発行時の3倍にもなったことが話題になりました。
Huobiの取引手数料は固定で0.2%発生します。手数料0.1%以下や無料という取引所もあるため、Huobiの手数料は安いほうではありません。しかしHuobi Tokenを使うことで取引手数料が最大半額になります。またHuobi Tokenの所持は市場の投票権にもなることもあり、Huobi Tokenのみで取引をするトレーダーも多いのです。
Huobiの利用停止を惜しむ声も続出
Huobiは日本居住者向けのサービスを停止してしまったため、現在は日本にいながらHuobiを利用することはできませんが、国内支持者は多く人気のある取引所であることに変わりはありません。今後はHuobi Japanの利用をしながらHuobi本体の成長を見守っていきましょう。