「Huobi Japan」の開始と仮想通貨アフィリエイトを解説

2019.08.10 [土]

「Huobi Japan」の開始と仮想通貨アフィリエイトを解説

「Huobi Japan」が始動

世界に展開する仮想通貨取引所Huobiグループの日本版「Huobi Japan」が、2019年1月からサービスを開始しました。

「Huobi Globa」では100種類以上の仮想通貨を取り扱っていますが、「Huobi Japan」では、日本国内の規制が厳しく、現在は6種類の仮想通貨のみ対応しています。

金融庁が許可する仮想通貨は20種類ですが、規制が整えば、今後「Huobi Japan」で扱える通貨も増えていくことでしょう。

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※注 現在は「仮想通貨」を「暗号資産」に呼称変更されておりますが、本記事では一般に定着・浸透している名称の仮想通貨で記載しております。
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仮想通貨アフィリエイトの現状

国内取引所のハッキング事件と仮想通貨市場の暴落が発端となり、仮想通貨アフィリエイトは下火になりつつあります。

2018年10月に、日本仮想通貨交換業協会から明確なアフィリエイトに関する規約が表明され、完全に禁止された訳ではありませんが、アフィリエイトの規制がより強化されたようです。

コインチェックやZaif、ビットフライヤーなどの大手取引所のアフィリエイトプログラムが終了。

全盛期に比べ、仮想通貨アフィリエイトの勢いは盛り下がっていますが、今でもアフィリエイト可能な取引所は多く存在し、国際送金の実用化への期待など、仮想通貨市場が盛り上がる兆しはうかがえます。

 

「Huobi Global 」のアフィリエイトプログラム

「Huobi Global」のアフィリエイトプログラムでは、紹介者の取引手数料の30%が、Huobi独自の仮想通貨HT(Huobi Token)で支払われます。

国内のアフィリエイトの場合、取引所に登録するだけで一定の報酬がもらえますが、海外の取引所は、ユーザーが取引がするたびに報酬が発生し、仮想通貨取引を辞めない限り報酬は継続。

残念なことに「Huobi Global」を日本国内で利用することはできず、「Huobi Japan」でもHTの取り扱いをしていないため、日本でのアフィリエイトは難しい状況です。「Huobi Japan」はまだ開始したばかりですので、これからのサービス拡充に期待したいものですね。

 

「Huobi Japan」の今後に期待

「Huobi Japan」では、市場情報や資産状況の取得、注文、キャンセルなどの操作が可能となる、資産管理アプリなどの外部連携用APIを公開。

住信SBIネット銀行でのリアルタイムでのクイック入金サービスも開始し、さらに機能も充実してきています。

セキュリティも高く、利便性にも優れているため、今後ますます伸びていく取引所となるでしょう。「Huobi Japan」の更なる成長に期待が高まります。

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