台湾の仮想通貨取引所「TiDeal」 の手数料まとめ

2019.07.31 [水]

台湾の仮想通貨取引所「TiDeal」 の手数料まとめ

取引所「TiDeal」は2018年に開設されたばかり

「TiDeal(タイデール)」は仮想通貨のみを扱う海外取引所です。運営している台湾の「泰德陽光集團(TIDEiSun Group)」は、「Tidebit」という法定通貨も扱える取引所や、「XPA Exchange」というERC20トークンを扱うDEX(分散型取引所)など、多くの仮想通貨関連事業を展開しています。

「TiDeal」の2019年5月現在の取扱通貨は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)などの27種類。この記事では、入出金と取引時に手数料がいくらかかるのかを紹介します。

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※注 現在は「仮想通貨」を「暗号資産」に呼称変更されておりますが、本記事では一般に定着・浸透している名称の仮想通貨で記載しております。
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(1)「TiDeal」の入出金手数料

現段階では、残念ながら「TiDeal」の公式サイトは英語と中国語のみの対応です。

TiDeal|Fee(手数料):https://tideal.com/fee

「TiDeal」の公式サイトはシンプルなつくりなので、英語が理解できれば問題なく利用できるでしょう。

「TiDeal」の入金手数料は無料です。近年では、ほとんどの取引所で入金手数料を無料にしています。

「TiDeal」の送金(出金)手数料は、ビットコイン(BTC)では送金最小額0.003BTCに対して0.0015BTC、イーサリアム(ETH)は0.1ETHに対して0.05ETHです。

公式サイトには、状況に応じて送金手数料を変更するとの旨がありますので、取引の都度確認するようにした方が良いでしょう。

 

(2)「TiDeal」の取引手数料

「TiDeal」の取引手数料は、取引額に対して一律0.1%となっています。

海外最大級の取引所「BINANCE(バイナンス)」では0.015〜0.1%となっており、他に0.2%程度の取引所が多くあることを考えると比較的割安といえそうです。

日本国内にある「DMM Bitcoin(ディーエムエムビットコイン)」や「Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)」などでは取引手数料が無料なので、日本の取引所と比べると割高に感じてしまうかもしれません。

 

「TiDeal」のサービスの充実に期待しよう!

「泰德陽光集團」が展開する仮想通貨関連事業は、2017年にはじまってからまだ2年ほどしか経っていません。2018年に開設された取引所「TiDeal」も、サービスの充実度などはまだまだこれからでしょう。

しかし、「泰德陽光集團」はとりあえずサービスを走らせることを重視してたった1年足らずで仮想通貨関連のインフラを整えた、とてもスピード感のある企業グループです。これからの「TiDeal」の発展を楽しみにしていましょう。

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