【TiDeal】台湾の注目企業「泰德陽光グループ」の取引所についてまとめ

2019.07.31 [水]

【TiDeal】台湾の注目企業「泰德陽光グループ」の取引所についてまとめ

「泰德陽光グループ」は台湾を中心にした仮想通貨関連事業グループ

台湾の取引所「TiDeal」は、台湾を拠点とした仮想通貨関連事業を行う「泰德陽光グループ(TIDEiSun Group)」が運営しています。

「泰徳陽光グループ」の事業内容は多岐にわたり、仮想通貨の取引所だけでも3つを運営しているのです。この記事では、「TiDeal」をはじめとした3つの取引所について紹介します。

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※注 現在は「仮想通貨」を「暗号資産」に呼称変更されておりますが、本記事では一般に定着・浸透している名称の仮想通貨で記載しております。
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2018年に開設したばかりの取引所「TiDeal」

「TiDeal」は、台湾や香港にユーザーを拡大中の仮想通貨取引所です。BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)をはじめ、後述の「XPA Exchange」で扱いのある「XPA」や「USX」などを仮想通貨の売買に用いることも可能です。

入金手数料無料、取引手数料が一律0.1%なので、海外取引所の中でも比較的安価な設定となっています。

 

仮想通貨に加えて法定通貨を扱っている「Tidebit」

台湾でもサービスを展開している「Tidebit(タイドビット)」は、香港最大の取引額を誇る仮想通貨取引所です。2015年1月に開設し、HKDとUSDの2つの法定通貨と、12種の仮想通貨を扱っています。

運営する泰徳陽光グループの基幹事業の一つである衛星放送事業「SUNTV」のネットワークを活用して、アジア地域をはじめとしたグローバルな事業展開を行っているようです。

2018年6月には、泰徳陽光グループの日本法人「泰徳デジタルサービス」が、日本の仮想通貨関連事業者である「アルトデザイン」と業務提携を締結し、ICO(新規プロジェクトが資金調達のためにトークンを販売すること)の情報共有や、2社共同でサポートを行うこととしています。

 

「XPA Exchange」は仮想通貨資産を運用するための取引所

「XPA Exchange」は、仮想通貨ETHで仮想通貨資産「XPA」を購入するための取引所です。購入した「XPA」を抵当に入れて、法定通貨と同じ価値を持った(ペックした)仮想通貨「XPA Assets」を得ることができます。

「XPA Assets」にはUSDとペックしている「USX」や、JPYとペックしている「JPX」などがあり、これらはいつでも同泰徳陽光グループの取引所「Tidebit」で、その時の為替レートに従った額の法定通貨に変換することが可能です。

「XPA Exchange」のシステムはDEX(ブロックチェーンのしくみを用いた取引所)を採用しており、登録不要で利用できることと、出入金の手続きも簡便な特徴があります。

 

これからの「TiDeal」とグループ企業の発展に期待しよう

泰徳陽光グループの3つの取引所はそれぞれに役割分担と相互補助の関係にあり、グループの他の事業ともにこれからもますます発展していくでしょう。

「TiDeal」や泰徳陽光グループの名前を日本で見かけることも増えていきそうです。これからの動向にも注目しましょう!

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