EOSトークンに価値がないというのは本当なのか?

2019.07.31 [水]

EOSトークンに価値がないというのは本当なのか?

EOSトークンは、なぜ価値がないと言われるのか?

EOS(イオス)とは、分散型アプリケーションの開発をするためのプラットフォームのことです。これはイーサリアムと同様のプロジェクトでもあり、よく比較されています。

EOSトークンは、このプロジェクトの資金調達用に発行されたトークンです。

ICOでの資金調達で4,000億円を超える資金が集まったといいます。これほどまでの資金調達ができたEOSトークンに、何故価値がないのでしょうか?この記事で説明していきます。

 

EOSトークンは、通貨としてプラットフォーム上での使用ができない!

通常、イーサリアムのETH(イーサ)のように、プラットフォーム上で通貨として使用できるのが一般的です。しかし、EOSトークンはプラットフォーム上で通貨として使用できません。

先にも述べましたが、EOSトークンはICOでの資金調達のみを目的としたトークンです。このため、EOSトークンはお金としての価値を持ちません。

このような理由から、EOSトークン自体は価値がないと言われるのです。

EOSは、元々はイーサリアムのプラットフォームを用いていました。しかし、2018年6月にイーサリアムから独立したことで、仮想通貨「EOS」が誕生しました。

トークンは、基本的に独自の分散台帳技術を持たない場合に使われます。今回のEOSのように、イーサリアムから独立し、独自の分散台帳技術(ブロックチェーン)となった場合は、仮想通貨となるのです。

 

仮想通貨EOSを保有するメリットは?

EOSは、現在は海外取引所でのみ取り扱われています。

日本の取引所での取り扱いがないため、日本では、知名度が高くありません。ただ、冒頭でも書いたとおり、資金調達で4,000億円を超えるほどですので、世界からの注目度はかなり高いです。

さらにEOSは、投資対象に格付けを行っているアメリカの「Weiss Rating」より、過去に現段階で最高ランクの「B」(「B-」以上は買い)の評価が付けられました。この評価は技術の高さと普及の面に対してだといいます。

現在も開発は進んでおり、技術は進化しています。Weiss Rating社の格付けは基本的に毎月行われており、ランクは変動していきますので、ウォッチしておきましょう。

 

EOSの価値は?将来性は未知数!

EOSがイーサリアムから独立し、メインネットとなったことで、その価値は上がっています。

Weiss Ratingの格付け以外にも、中国の「CCID」(ブロックチェーンのプロジェクトを格付けする)で2018年7月に1位にランクイン。特に技術面で高い評価を受けました。

また、時価総額でもTOP5をキープしています。現時点で、イーサリアムよりも高い評価を受けるEOSは、今後の技術の成長、普及率により飛躍的な活躍が期待されているのです。

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