仮想通貨EOSに採用されているDPoSを徹底解説!

2019.07.30 [火]

仮想通貨EOSに採用されているDPoSを徹底解説!

DPoSは新しい仮想通貨BitsharesやLiskでも採用されている

仮想通貨EOS(イオス)では、DPoSというコンセンサスアルゴリズム(合意を得るための手法)を採用しています。これは以前からあるPoWとPoSの欠点を補う仕組みとなっている革新的な技術であり、市場でも高く評価されています。

DPoSが、他のコンセンサスアルゴリズムと比べてどのような点で優れているのか、詳しく解説します。

 

仮想通貨EOS(イオス)に採用されているDPoS

DPoSは、「Delegated Proof of Stake」の頭文字からきており、仮想通貨取引の際のコンセンサスアルゴリズムの一つです。

通貨の全保有者が持つ、それぞれの保有量に応じた投票権によって、代理人に投票し、委任します。

その結果、トップに選ばれた代理人の何名かが委任者(承認者)となります。マイニング(承認作業)によって得られた報酬は、票を投じたすべての人に配分されます。

 

DPoSが他のコンセンサスアルゴリズムよりも優れている点

DPoSは、ビットコインなどのコンセンサスアルゴリズムのPoWに比べ、承認処理に多くの処理を必要としません。そのため承認までのスピードが速く、マイニング(承認作業)に必要な消費電力が少なくて済みます。

イーサリアムに採用される予定の、PoSというコンセンサスアルゴリズムもあります。こちらでは仮想通貨の保有量が多く、かつ保有期間が長いほど承認者に選出される確率が高まります。

選ばれた結果、マイニング(承認作業)に成功すれば報酬が支払われる仕組みです。

それに対して、DPoSでは委任者にならなくてもマイニング報酬が分配される仕組みになっているので、長期保有するだけでコツコツと仮想通貨を増やすことができますし、マイニング作業のためにパソコンを動作させ続ける必要もありません。

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※注 現在は「仮想通貨」を「暗号資産」に呼称変更されておりますが、本記事では一般に定着・浸透している名称の仮想通貨で記載しております。
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DPoSにもデメリットがある?

DPoのデメリットは、その仕組み上、大量の通貨を保有する人々が結託し、不正を行う可能性がある点です。DPoSの仕組みには、団結した人々が中央集権的な権力を振るうことができてしまうリスクがあります。

加えて、EOS(イオス)の場合はマイニング報酬は開発者負担となります。何らかの理由で開発者が支払いできなくなった場合に、メリットの一つである手数料無料が変更されてしまう可能性があるのです。

 

所有するだけでコツコツ増やせるDPoS型の仮想通貨は将来性あり!

自分が保有している仮想通貨が、どのようなコンセンサスアルゴリズムを採用しているのかを理解しておけば、保有や運用のやり方を決定するきっかけにできるのではないでしょうか。

EOS(イオス)はまだ日本の取引所での扱いはありませんが、保有しているだけで増やせるDPoS型の通貨ですので、今から先行投資をするのも良いかもしれません。

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