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イーサリアムのトランザクション確認ができるサイトを利用してみよう
仮想通貨イーサリアム(ETH)の取引が完了するためにはマイニング(承認)が必要で、それにはマイナー(承認者)と呼ばれる第三者の協力が必要です。
自分が要求したトランザクション(取引処理)が完了しているのか、していればその結果がどのようになっているのか、ウェブサイトを利用して検索する方法を紹介します。
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※注 現在は「仮想通貨」を「暗号資産」に呼称変更されておりますが、本記事では一般に定着・浸透している名称の仮想通貨で記載しております。
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Etherescan(イーサスキャン)でトランザクションを確認する
イーサリアムのトランザクションを確認できるサイトやツールがいくつかあります。
無料のウェブサービスEtherescan(イーサスキャン)は、その中でもよく知られているトランザクション確認ツールです。トランザクションID(TXID)を入力して検索するだけで、トランザクションの様々な情報を確認することができます。
1.トランザクションが完了しているのか確認したい
Etherscanにアクセスし、右上の検索窓にトランザクションID(TXID)を入力しましょう。トランザクションIDは、イーサリアムの取引時に利用した取引所や販売所にログインし、アカウントページ内の取引履歴を開くと参照可能です。
検索が終了し、取引内容表示の中央上部に表示されるのステータスが「Success」であればトランザクション完了、「Pending」であれば承認待ちの状態であると分かります。
2.トランザクション手数料などの情報を確認したい
そのままEtherscanでの取引内容表示を見ると、ブロック高(イーサリアムのブロックチェーンの、何番目のブロックにトランザクションが書かれたか)、トランザクション完了の可否、送金アドレス、受金アドレス、送金合計額、取引の際の手数料額(Gas)がわかります。
Etherescan(イーサスキャン)でトランザクションを検索しても見つからない場合は?
トランザクションIDが間違っている場合はもちろん検索に引っかかりません。
トランザクションIDは、アルファベットの小文字と大文字、英数字の羅列なので、手打ちでは間違えやすいものです。トランザクションIDは最初から最後まで確実にコピーし、検索窓に貼り付けましょう。
また、ネットワークが混雑している場合は、トランザクションの要求から完了が確認できるまでに時間がかかる場合があります。しばらく待ってみてから、再度トランザクションの確認を実行してみましょう。
トランザクション確認サービスは宅配便の荷物追跡機能のようなもの
取引所から自分のウォレットにイーサリアムを送金した際に、ウォレットの残金額にきちんと反映されているのか不安になった場合などは、こういった方法でトランザクションを確認してみましょう。
処理完了までは、遅いときには数時間から数日かかることがあるので、なかなか処理が完了しない時のやきもきが軽減されるはずです。