EOS(イオス)は、EOSプロジェクトの資金調達に発行されたトークン
EOS(イオス)プロジェクトとは、EOSソフトウェアと呼ばれるブロックチェーン技術理論(取引を処理するための技術理論のひとつ)を用いて、アプリを作るためのEOSプラットフォームを作成している事業のことです。
EOSトークンは、その資金調達のために発行されました。購入の前にぜひ知っておきたい、3つのデメリットを解説します。
EOSには3つのデメリットがある
仮想通貨EOSには、EOSトークンが現在のところ無価値であること、マイニング報酬が開発者の負担により成り立っていること、日本国内の取引所で購入できないことの3つのデメリットがあるといわれています。
(1)EOSトークンが無価値であること
仮想通貨EOSは、EOSプロジェクトの資金調達のために作られました。よって、他の取引の代金決済の手段には使用できず、EOSトークン自体には通貨としての価値がありません。
ですが、今後EOSトークンに何らかの機能が加わったり、EOSプロジェクトからまた別のトークンが発行されたりする可能性は十分にあります。
投資家やユーザーはEOSソフトウェアの技術の高さから、将来的にEOSが価値を持つようになるだろうと期待しており、結果として時価総額が上昇しているのです。
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※注 現在は「仮想通貨」を「暗号資産」に呼称変更されておりますが、本記事では一般に定着・浸透している名称の仮想通貨で記載しております。
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(2)マイニング報酬が開発者の負担により成り立っている
EOSでは、取引時に手数料がかかりません。その代わりに、本来であれば取引時のマイニング(承認)報酬を手数料で賄うべきところを、その代わりにEOS所有者に年率5%でeosDACトークンが配布されています。
実はこのトークンの配布額は、開発者が負担しています。もしも、開発者負担によるトークン配布がままならなくなってしまうと、EOSの大きなメリットである手数料無料が、実現できなくなってしまう可能性があるのです。
(3)日本国内の取引所で購入できない
EOSは日本国内の取引所で扱われていない、つまりこれは日本円での購入ができないことを意味します。海外の取引所で購入することになるので、他の仮想通貨に比べると取引が複雑になってしまうのです。
海外の取引所を利用する際には口座登録が必要になるので、まだ未登録であれば手間もかかるでしょう。EOSを購入する祭には、まずは国内の取引所で基軸通貨であるビットコインやイーサリアムなどを購入し、それから海外の取引所に送金しなければなりません。
仮想通貨EOSはデメリットに対して余りある期待値が魅力
EOSプロジェクトがもしも近い将来に成功すれば、世界中に大きな衝撃を与えるに違いありません。本当にそれが実現した時の仮想通貨EOSの価値は、計り知れない大きさになると思われます。
これからのEOSソフトウェアの開発状況に注目していきましょう!