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EOS(イオス)の時価総額の高さは期待感に支えられている
EOS(イオス)は、2019年4月現在時価総額が5位の仮想通貨です。EOSプロジェクトのための資金調達が目的で発行されたので、現状では無価値だと開発者が明言しています。
ですが、その優れた技術による将来性への期待から、投資家からの大きな注目を集めているのです。気になるEOSの将来性について、詳しく解説します。
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※注 現在は「仮想通貨」を「暗号資産」に呼称変更されておりますが、本記事では一般に定着・浸透している名称の仮想通貨で記載しております。
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EOSプロジェクトが実用的になる可能性が高い
EOS(イオス)ソフトウェアと呼ばれるブロックチェーン技術理論(取引を処理するための技術理論のひとつ)を用いて、EOSプラットフォームを作成しているプロジェクトです。
EOSソフトウェアは、同じDApps(分散型アプリケーション)に用いられるプラットフォーム、イーサリアムに比して素晴らしい処理性能を持っています。
何百万ものユーザーからのリクエストを、超高速で処理することが可能なのです。それに加えて、決済の際の手数料もゼロにできることから、DAppsの開発は続々と始まっています。
仮想通貨の格付けが最高ランクの「B」
アメリカにある有名な格付け機関であるワイスレーティング社が、仮想通貨の格付けを2018年1月に発表しました。このランキングにおいて、EOS(イオス)はイーサリアムとともに最高ランクとなる「B」であると評価されました。
また、2018年6月には中国政府機関傘下のCCID(北京情報センター)が、国際パブリックブロックチェーン評価ランキングを発表し、EOSはイーサリアムを抜いて第1位を獲得しています。
EOSはその技術力や信頼性などの点において、信頼できる第三者の機関からも将来性が非常に高いと認められたといえるでしょう。
更なるAirdrop(エアドロップ)への期待
2018年4月に、EOS(イオス)プロジェクトはマーケティングキャンペーンの一環として、自社で発行したeosDACトークンをただでEOSの保有者に配布しました。
無償のトークン配布は、Airdrop(エアドロップ)と呼ばれ、これは株式でいうところの配当のようなものです。
仮想通貨EOSは、このタイミングで価格が高騰しました。投資家の間では、今後もEOSを保有していればAirdropを受け取れる可能性があると考えられています。
EOS(イオス)の今後の展開に注目しよう
過去にEOS(イオス)は、ネットワークの脆弱性や実は中央集権的な体制であることを、投資家から不信に思われていた時期もありました。
ですが、開発チームは問題を少しずつ解決し、プロジェクトを進めています。EOSが日本の取引所でも販売が始まれば、ますますその価値は高まっていくことでしょう。