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世界中が注目!
EOSは、まだ国内で購入することはできない仮想通貨です。しかし既に世界60ヶ国がEOSの取り扱いを行っていて「イーサリアムを越える」ともいわれ注目されています。今回はそんなEOSの基本情報を紹介しましょう。
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※注 現在は「仮想通貨」を「暗号資産」に呼称変更されておりますが、本記事では一般に定着・浸透している名称の仮想通貨で記載しております。
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EOSの基本情報
2017年6月に公開されたEOS(イオス)は、プラットフォーム名と仮想通貨の名前がどちらも「EOS」となっています。企業の業務をサポートするためのプラットフォームとして誕生しました。
発行部数は10億EOSで、全体のうちの10%を運営側が保有しており、20%がICOでの配布、70%が市場に出回っています。
もともとはEOSプロジェクトを成功させるために開発された
EOSはICOの時のホワイトペーパーに「EOSプロジェクトのための資金調達」だと記載しています。当時はイーサリアムのブロックチェーンを使っていましたが、EOSとしての価値をあげるために独立を果たしました。
プロジェクトは無事成功し、EOSには高い価値が付いたのです。
ホワイトペーパーには「このトークンが、将来的に価値が出ることは証明できない」と記載があったにもかかわらず、ICOが始まって18時間でおよそ16億円が集まりました。そして結果はなんと4500億円もの資金が集まったのです。
イーサリアムの上を行く
EOSの処理速度はクレジットカードよりも早く、その処理スピードは1秒間に100万件以上ともいわれています。これに対しイーサリアムの処理速度は1秒間に15件といわれているので、比べ物にならないスピードです。
また、アルゴリズムにDPOSを採用しているのも特徴。参加者の投票によって承認者が決まるシステムで、セキュリティがしっかりしていると評判なのです。
取引手数料が無料!
これまでの仮想通貨は取引手数料がかかっていましたが、EOSは取引手数料が何度でも無料です。
たくさん取引を行う企業にとっては余計なコストはかからない方がいいので、手数料がかからないことは他の仮想通貨に大きな差をつけることができます。
現在は日本でEOSを購入することはできないため、海外の取引所を利用して購入することになるのですが、今後日本の取引所でも取り扱いが始まればますます注目を集めるでしょう。
将来性が期待される仮想通貨
EOSはアメリカにある、金融商品を格付けする会社「Weiss Rating(ワイスレーティング社)」が「B-」と評価しました。ワイスデーティング社のこれまでの評価で「A」は存在しませんから、「B-」はかなりの高評価です。
また同社に「真に投資価値のあるスーパーコインだ」と評価されたことにも注目を浴びています。また、中国の政府の格付けではなんと1位を獲得。
中国には「NEO」がありますが、自国の仮想通貨よりも高い評価をつけるということは、やはり期待が大きいという表れでしょう。
今後の発展に期待
EOSは、時価総額ランキング最高5位にランクインしました。今後の実用性は未知数であるものの、すでに「イーサリアムを越えた」と評価している方も多い仮想通貨ですので、今後日本国内での取引ができるようになることを期待しましょう!