Zilliqa(ジリカ)はメインネットローンチ直前!テストネットとの違いを解説

2019.07.18 [木]

Zilliqa(ジリカ)はメインネットローンチ直前!テストネットとの違いを解説

公式アナウンスではメインネットが5月後半、トークンスワップが4月下旬

Zilliqa(ジリカ/ZIL)の公式運営サイトによると、2019年5月後半に、Zilliqaがメインネットを正式に稼動させるそうです。

Zilliqaは、イーサリアム以上の機能を持っているといわれており、その将来性が注目されています。現時点でZilliqaを保有している方が、メインネットに合わせて対応すべきことを解説していきましょう。

 

テストネットとメインネットの違いとは?

メインネットの稼働とはどういうことでしょうか?

Zilliqaは、現在までのところそのブロックチェーン(取引処理のためのしくみ)をテストネットで動作させており、これはイーサリアムのブロックチェーン技術を借りて作られています。

そのため、ここではERC20型のZilliqaトークンのみが使用できるのです。

(1)テストネット

テストネットとは、本格的なリリース前のテスト環境のようなもので、開発者が動作確認や、新しい機能の追加を試したりする場のこと。

ここで行われる取引は他のブロックチェーンと断絶されていて、利用できるトークンは他の通貨と互換性のない「価値がない」通貨です。

開発者のテストが終了し、正式にブロックチェーンを稼働させて現実の取引を行えるようにすることを、メインネットをローンチするといいます。

(2)メインネット

メインネットを稼働させる時に、Zilliqa(ジリカ)のブロックチェーンは、イーサリアムのブロックチェーンから独立。独立したブロックチェーンではZILトークンは凍結され使えなくなってしまうので、稼働前に新しい仮想通貨Zilliqa(ZIL)に移行する必要があります。

移行するには、「トークンスワップ」を行ってZILトークンからZilliqa(ZIL)に変換する作業が必要です。どのような方法で交換する(される)のかは、仮想通貨により異なります。

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※注 現在は「仮想通貨」を「暗号資産」に呼称変更されておりますが、本記事では一般に定着・浸透している名称の仮想通貨で記載しております。
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Zilliqa(ジリカ/ZIL)のトークンスワップの方法とは?

Zilliqa公式から推奨されている方法のひとつは、公式がトークンスワップを実施する前段階で、公式推奨のトークンスワップ対応の取引所にZILトークンを送金することです。

もうひとつは、実施前の段階で公式が推奨するトークンスワップ対応のウォレットに、ZILトークンを送金し、トークンスワップを行います。

現在のところは、Zilliqa公式からのアナウンスで2019年4月下旬にトークンスワップ開始予定となっていますが、変更の可能性もあります。ZILトークンを保有している方は、対応時期などをこまめに確認するようにしましょう。

 

メインネット移行後のZilliqa(ジリカ)プロジェクトの今後に注目!

メインネットのローンチ後も、ブロックチェーンの機能改善は進められていきます。

仮想通貨を機能させるためのプロジェクトにとって、メインネットを稼働させることは、投資家や企業に開発がきちんと進行していることを示す証明となるのです。Zilliqa(ZIL)の市場での期待感は、これからもますます高まっていくことでしょう。

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