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Huobiとは、どんな取引所?なぜ世界第3位なの?
「Huobi」とは、2013年に設立された仮想通貨の取引所です。設立から5年で世界第3位となるなど、とても注目されています。
なぜ、短期間で世界上位の取引所にまで成長できたのでしょうか。ここでは、「Huobi」について初心者でも分かりやすく解説していきます。
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※注 現在は「仮想通貨」を「暗号資産」に呼称変更されておりますが、本記事では一般に定着・浸透している名称の仮想通貨で記載しております。
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設立から5年で、急成長したHuobiとは?
冒頭でも述べたとおり、「Huobi」が設立されたのは、2013年で、拠点は北京でした。その後、中国での仮想通貨の取り締まりが厳しくなり、2017年に拠点を香港へ移しました。
日本では、2017年にSBIホールディングスと資本提携を締結しましたが、日本の仮想通貨市場の規制が強化され、提携は取りやめとなりました。
その後、2018年に日本の「BitTrade(ビットトレード)」が「Huobi Group」の傘下に入り、2019年より日本でも取引サービスが開始しています。
Huobiが支持されるのは、なぜ?
「Huobi」が世界で支持されている理由は、「Huobi」の特徴にあります。「Huobi」の特徴は、以下が挙げられます。※日本での取引サービスでは、当てはまらないものが含まれます。
・取り扱う仮想通貨の種類が豊富
・独自のトークン(HT)の発行
・レバレッジ取引もできる
では、1つずつみていきましょう。
取り扱う通貨ですが、現在約100種類以上です。よく知られる「ビットコイン」のほか、「イーサリアム」や「リップル」などのアルトコインの数が豊富です。
また、独自のトークン(HT:Huobi Token)を発行しています。
取引所が発行する独自トークンはトレーダーから注目されていて、特にHTは高い注目度です。さらに、HTを利用すると手数料が割引されるので、お得に取引ができます。
「Huobi」では、現物取引意外にレバレッジ取引(信用取引)も可能。レバレッジ取引とは、「証拠金を取引する口座に入金することで、その数倍の取引ができる仕組みです。」
Huobiを、他の取引所と比べてみると?
「Huobi」のメリットは分かりましたが、デメリットはないのでしょうか?
「Huobi」は、他の取引所と比べると手数料が高めの一律0.2%となります。ただ、この手数料にHTを充当することで、最大で半額にすることも可能です。
日本でのサービスは、「フォビジャパン」が行っています。海外版とは異なり、日本の仮想通貨市場の規制などから、取り扱う仮想通貨は限定。
現在は、「ビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、モナコイン」の6種類です。ただ、日本版では独自にキャンペーンなどを利用し、手数料を安くできるなどの特典もあります。
フォビジャパンの取引サービスの今後に期待!
「Huobi」は、HTの発行など、他の取引所との差別化や、グループ企業でのノウハウによる高いセキュリティから、ユーザー数・取引量と世界トップ3へと、短期間で著しい成長を遂げています。
日本での取引サービスは、日本の仮想通貨事業の規制などにより、海外取引所の「Huobi」ほどのサービスは行えていませんが、今までの「BitTrade」のノウハウを生かして、より高いサービスへ進化していくことは確実です。
今後の「Huobi」、「フォビジャパン」に注目です。