ブロックチェーンは あなたが主役になる時代へ導く。

2019.04.27 [土]

ブロックチェーンは あなたが主役になる時代へ導く

株式会社IFA
AIre VOICE PM
大坂亮平

音楽・広告業界を経て、ブロックチェーンの世界へ

私は音楽が趣味だったこともあり、最初は音楽制作会社で編曲の仕事をしていました。

その傍らミュージックビデオなどを使った音楽のセールスプロモーションにも携わるなかで、広告や販促の仕事に興味が出てきたので、デジタル動画広告を扱う会社に転職しました。

しかし、情報を世の中へ発信していくうえで、既存のメディアが時代に完全には合致していないのでは?という疑問を抱きはじめました。

そこで、新しい技術として注目されているブロックチェーンに魅力を感じ今の会社に入社したのです。

価値のある情報が正しく伝わる社会にしたい

なぜ、既存のメディアが時代にそぐわないと感じたかというと、多くの既存のメディアは、伝えたい情報を編集者やライターを雇ったり彼らに発注したりして、記事や映像などを制作・配信しています。

つまり一方向的な場合が多いのです。このスタイルは、インターネットが普及し、SNSをはじめとする個人が情報を発信できる環境が整ってきている現代において、次第に廃れていくでしょう。

ブロックチェーンは あなたが主役になる時代へ導く。

インターネットはたしかに、ショッピングや旅行の予約などを即座に行え、我々の生活を豊かにしました。

しかし、さまざまなサービスの普及によって、いくつかの大企業に情報が集約しすぎています。

そのため、大手企業が情報をコントロールできる状況になっていて、真実の情報が見えにくくなっているのではないでしょうか。

公共性や信頼性の不確かなさまざまな情報があふれる中、きちんと価値のある正しい情報が正当に評価されて広く伝わっていくことが重要だと思います。

それを加速させる技術こそがブロックチェーンなのです。

ブロックチェーンは暮らしに身近な存在になる

ブロックチェーンというと何を思い浮かべるでしょうか。

おそらく、仮想通貨を取り扱う技術という認識が一般的でしょう。

もちろんそれも間違いではありませんが、仮想通貨にとどまらず、もっと幅広い分野において新しい可能性を秘めています。

記事などの文章はもちろん、ゲームや音楽、イラスト、映像などの作品の価値のやり取りを、第三者をおかずに個人間で直接行えるのです。

そうすることにより評価された、本当に価値のあるものが広まります。

ブロックチェーンは あなたが主役になる時代へ導く。

そこで私たちは現在、AIre VOICEというウェブ上のブロックチェーン技術に関する情報を発信していくメディアを開発しています。

そしてAIre VOICE自体に、ブロックチェーン技術を組み込みたいと考えています。

私たちが一方的に情報を発信するのではなく、閲覧したユーザーがその記事に価値を決めることができる仕組みになります。

そこに新しい価値観やコミュニケ―ションが生まれ、これまでにないメディアになるでしょう。

AIreとは、スペイン語で「空気」という意味です。AIre VOICEが空気のように人々の生活の周りにあって当たり前にある存在となることを目指して名付けました。

わざわざ、AIre VOICEに情報を取りに行くということではなく、暮らしに溶け込むメディアに成長させていきたいと思っています。

未知の領域だからこそ、可能性は大きい

ブロックチェーンはたしかに素晴らしい技術なのですが、目に見えるプロダクトや暮らしに身近なサービスに落とし込んでいかなければ、広く普及していきません。

AIre VOICEは具体的なブロックチェーンの今を発信することで、その魅力を伝えていきたいと思っています。

ブロックチェーンの普及と発展によって、大手企業に情報をコントロールされることなく、ユーザーとメディアが相互に協力しあいながら、価値のある情報を広めていけます。

そして、中央集権的な今のインターネット社会を非中央集権的なカタチへと組み換え、発信する個人が主役となれる時代を創れると思います。

ブロックチェーンは あなたが主役になる時代へ導く。

海外ではブロックチェーンの研究が急速に進んでいる一方、日本は規制の問題もあり停滞気味で、その差は開いているのが現状です。

もちろん、この状況を黙ってみているのもの面白くないので、私たちが日本からも海外に負けない先進的な技術を開発していこうと思っています。

IOTやAIといった技術も発展が進んでいっていますが、そうした領域との融合できるのがブロックチェーンです。

まだまだ始まったばかりの技術ではありますが、これからもっと身近になっていくことはたしかです。

これからどのようなカタチで新しいプロダクトやサービスを生み出せるのか、私も大きな希望と期待をもって、日々開発に取り組んでいます。

この記事をシェア